ブレーキキャリパー
ブレーキキャリパーとはブレーキパッドを内側に装着してブレーキローターを
挟み込んで止める、いわばブレーキの本体ともいえる重要なパーツである。
ブレーキキャリパーは大きく分けて2つのタイプがあります。
一つは、ローターの内側だけにしかシリンダーがないフローティングタイプと
両側にシリンダーがついているオポーズドタイプです。性能的にみると
オポーズドタイプの方が圧倒的ですが、コストが掛かりすぎるため高級車や
スポーツカー以外は一般的にフローティングタイプが使用されています。
ブレーキの歴史
初期の自動車用ブレーキは、馬車からの流用が多く、棒を車輪に擦り付けるなど
原始的な機構が多かったが、自動車の性能向上に伴い、確実な制動方法が
求められるようになった。当初はブレーキペダルの動きを、四輪のドラムブレーキに
ロッドで伝える機構が採用されたが、四輪への力の伝達具合が不均等で、
急制動時の安定性に難があった。
次いでロッドに代わりブレーキフルードを利用した油圧が使用されるようになり、
実用的な制動力が得られるようになる。なお、液圧動作の車両ブレーキ装置に関しては、
1895年に馬車用としてルードルフ・マイヤーが特許を取得しているが、
その技術を自動車用に取り入れたのはアメリカ人のマルコム・ロッキードである。
デューセンバーグが1921年から前輪に油圧動作ブレーキを採用し、クライスラーと
アウディが1924年から四輪油圧ブレーキを採用した。
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